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園の概要

学校法人富山学院

・学校法人富山学院 理事長 風間宣夫

  

・福岡幼稚園  園長 中藪由佳


理念について

学校法人富山学院は、以下の総主題、理念に基づいて園の運営、日々の保育を行っています。

「受ける愛、与える愛」(標語、総主題)
−愛されていることを知り、愛する者となるために−

 乳幼児期に、もし最も大切なものがあるとするならば、それは「愛されている事実の実感と確認」であると言ってもよいのではないかと思います。まず、おかあさんに愛され、家族に愛され、さまざまな生活の中でその愛を実感し、確認していくこと。これこそが、最も大切な乳幼児期の経験であると言ってよいでしょう。自分が受け入れられていること。大切な不可欠な子どもとして、おかあさんにも、家族にも受け入れられること、そしてこのことを実感し、確認すること。これは、愛の具体的姿として、子どもたちの生活に不可欠な事柄なのです。もし、子どもたちが、この愛の実感と確認を得られないとするならばどうでしょう。子どもたちは、不安のまま毎日の生活を続けることになってしまいます。不安である時、遊びにも夢中になれませんし、どんな経験にも集中できません。子どもたちはまず心の安定を求めて、赤ちゃんのままでいようとしてしまうのです。これでは成長はありません。「愛されている事実の実感と確認」こそ、乳幼児期に最も大切なものと言わなければなりません。
このことは幼稚園・保育園という小さな子どもたちの社会でも同じでなければなりません。幼稚園・保育園の教師、保育士が恐い存在であってはなりません。叱ってばかりも困ります。幼稚園・保育園の教師、保育士は、まずその前提に、子どもたちを愛する者でなければならないのです。
子どもたちにとって、「愛されている事実」をご家庭と同じように「実感し確認できる」保育士でなければならないのです。
けれども、幼稚園・保育園は教師、保育士だけで成り立っているのではありません。子どもたちの小さな社会として、多くのお友だちがいるところでもあります。子どもたちは、多くのお友だちに愛されなければなりません。大切な、不可欠な子どもとして、お友だちに受け入れられなければならないのです。幼稚園・保育園に新たに加わる新入園児たちにとって、お友だちに「愛されている事実の実感と確認」は何よりも必要なことと言わなければなりません。
しかし、ただ愛され続けるだけでは、何の意味もないでしょう。愛は惜しみなく奪うものではなく、惜しみなく与えるものだからです。成長するにつれ、小さなお友だちを愛する心を持ってほしいと思います。同じクラスのお友だちを愛する心を持ってほしいと思います。互いにゆるし合い、共に生きる子どもとして成長してほしいと思います。そして大人になった時、愛を求め続ける大人ではなく、愛することのできる大人になってほしいと思うのです。愛されている事実をたっぷりと知って、愛する勇気と力を得てほしいと思うのです。

保育目標

子どもたちの成長は、その子どもの個性によって様々な違いがあります。0~2歳児は、月齢による育ちの違いを踏まえながら、心身の健全な成長を心がけていきたいと願っています。また、3歳以上の子どもたちについては就学を目指し、カリキュラムに基づいて育ちを応援していきたいと考えています。

自主的で、自立的で、協調的であること
1.自分で考えて、行動できる子ども
2.自分のことは、自分でしようとする子ども
3.周りの人々に、しなやかなやさしさを持って接することのできる子ども

保育方針

① 子どもたちをありのままに受け止めること
②  子どもたちとの十分な信頼関係のもと、子どもたちの心の安定を図ること
③  子どもたちの発達の状況と個人差をよく見つめ、一人ひとりの成長を促す援助を行うこと
④  年齢の子どもたちとの日常生活を大切にし、保育者によって守られた子どもたち社会としての
   環境構成を十分に整えること
⑤  子どもたちの成長のために、子どもたちが必要とする経験や体験を体系的計画的に提供すること
⑥  教育・保育の主体が、子どもたちの保護者のご家庭であることを良く理解し、
   家庭での保育のための良きアドバイスを、保護者の方にできるようにすること
⑦  子どもたちやその保護者の皆様の、言葉にされない願望やニーズにも先読みして
  お応えするように心がけること

保育のねらい

「心身の健康」
・明るく伸び伸びと行動し、充実感を味わう
・自分の身体を十分に動かし、すすんで運動しようとする
・健康、安全に必要な習慣や態度を身につける

「人との関わり」
・園生活を楽しみ、自分の力で行動することの充実感を味わう
・すすんで身近な人とかかわり、愛情や信頼感を持つ
・社会生活における望ましい習慣、態度を身につける

「環境との関わり」
・身近な環境に親しみ、自然と触れあう中で様々な事象に興味や関心を持つ
・身近な環境に自分からかかわり、それを生活に取り入れ大切にしようとする
・身近な事象を見たり考えたり扱ったりする中で、物の性質や数量などに対する感覚を豊かにする。

「言葉の獲得」
・自分の気持ちを言葉で表現し、伝え合う喜びを味わう
・人の言葉や話などをよく聞き、自分の経験したことや考えたことを話そうとする
・日常生活に必要な言葉が分かるようになると共に、絵本や物語などに親しみ想像力を豊かにする

「感性と表現」
・いろいろなものの美しさなどに対する豊かな感性を持つ
・感じたことや考えたことを様々な方法で表現しようとする
・生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ

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